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永代供養とはどんなもの?

2023.04.20

永代供養とは、仏教の概念に基づき、亡くなった人の魂が安らかに成仏できるように、その人の名前を永久に神殿や仏壇などで供養し続けることを言います。
 
一般的に、亡くなられた方の供養は、そのご遺族が行うものですが、永代供養はご遺族に代わり、お寺や墓地管理業者を始めとする専門業者が行う供養の形です。
 
先祖代々、ご先祖様の供養を行ってきた中で、自分の代になりその次の代に受け継ぐ人がいない場合など、墓じまいし、永代供養を利用するという方が増えています。
 
永代供養は、その名の通り「永遠に供養し続けること」を意味しており、自分たちに代わりお寺などで永遠に供養され続けることで、亡くなった人の魂が成仏することを願い、生前の行いを後世に伝えることもできます。
 
永代供養は、先祖の供養を放棄するように感じてしまう人もいるかもしれませんが、決してそのようなものではありません。
 
永代供養でご先祖様の供養を依頼しても、遺族は変わらず亡くなられた方の命日や、お盆、お彼岸などに供養のためのお参りをすることができますし、その供養の形は変わりません。
 
なかなかお墓参りに行くことができないご遺族の方などは、逆に永代供養で定期的に供養を行ってもらえる環境を整えることができ、安心される方も多いです。
 
 
宗教法人 天澤院では、永代供養も行っていますので、詳しくお話を聞きたいという方は、気軽にお問合せください。
 

墓じまいを行う手順

2023.03.20

これまでご先祖様を祀り、供養を続けてきたお墓の墓じまいを検討するご家庭が増えてきているのをご存じでしょうか。
 
墓じまいとは、亡くなった人の遺骨を移動させたり、墓石を撤去したりして、墓を閉じることを言います。
 
墓じまいを行う理由としては、葬儀や供養に対する考え方の変化、墓地の縮小などがありますが、核家族化や少子化によって、お墓を受け継ぐお子さんがいないことから、自分の代で墓じまいをするというケースがとても多いです。
 
そこで今回は、墓じまいを行う手順について紹介したいと思います。
 
まずは、お墓のある自治体や墓地管理者、墓石業者などに連絡をし、墓じまいに関する手続きを行います。手続き内容は、各自治体の規則によって異なりますが、遺骨の埋葬方法など、届け出などが必要な場合があります。
 
ひと通りの諸手続きを済ませたら、遺骨の移動を行います。遺骨は、火葬場や納骨堂などで適切に管理された上で、葬儀場での一時保管後、改葬先の墓地に移動されます。
 
遺骨が移動された後、墓地に残された墓石を撤去します。墓石を撤去する場合、専門業者に依頼することになるので、事前に相談・依頼を行うようにしましょう。
墓石が撤去された後は、墓地の整地も併せて依頼します。
 
墓じまいが完了したら、関係する自治体や墓地管理者に報告を行い終了となります。
今回紹介した墓じまいの手順は、ほんの一例なので、墓じまいを行う遺族や、地域、墓地の状況によって異なる場合があります。
 
墓じまいの参考という形で、ぜひご活用ください。
 

永代供養で供養はできる?

2023.02.20

永代供養とは、永久に先祖の霊を供養するために、墓地管理者が一定の期間、墓地や納骨堂を管理し続けるサービスのことを言います。
 
これらのサービスを受ける人の多くは、先祖代々の墓地を継続して供養し続けることが難しい方がほとんどです。
 
永代供養では、どのような供養が行われるのでしょうか。
 
永代供養を行っている墓地管理者やお寺などによってその供養の方法は様々です。
 
供養の方法として多いのは、仏壇での供養以外に、寺院での供養、納骨堂での供養、墓地での供養があります。
 
仏壇での供養は、遺族が仏壇で先祖の位牌を祀ることで、永代供養とすることができます。
永代供養の一部として、墓地管理者や寺院で先祖の法要を行うことができる寺院での供養は、先祖の命日やお盆などに、僧侶が読経や供養の儀式を行うことで、先祖の霊を慰めます。
 
遺骨を納めた納骨堂に、先祖の位牌を祀ったり、納骨堂内にある仏壇や祭壇で先祖の霊を供養することができます。

墓地での供養は、遺族が墓地に訪れて供養することができます。
 
永代供養は、遺族が先祖の霊を供養するための様々な方法で、普段供養を行うことのできない遺族に代わり、管理しているお寺などが定期的に供養を行ってくれるものです。
 
供養の方法などは、永代供養の契約内容によっても異なりますので、事前に確認することが大切です。